個人経営の時代〜仕事2.0を読んで〜vol.1
こんばんは!
資産運用に励む現役車掌のリヲンです。
少し前に『仕事2.0』を読んだので僕なりの考察も踏まえてみなさんにお伝えしたくまとめました!
仕事2.0 人生100年時代の変身力 (NewsPicks Book)
- 作者: 佐藤留美
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2018/08/06
- メディア: 単行本
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まずこの本の紹介前に、タイトルの「個人経営」の定義を説明します。
「個人経営」とは、個人一人一人が自ら人生の経営者として、自らを経営していく事を指しています。今までの、個人事業主や社長のようなビジネスの話だけではなく、プライベートなど全ての事を含みます。
▶︎現代〜究極の個人戦〜
『仕事2.0』の帯にはこう書かれています。
「一つの会社で一生を終えることはもはや不可能」
現代は究極の個人戦であり、目まぐるしい変化が起こる時代です。
「変化なんか起こってるか?」って思われる方は想像してください。10年前にYouTubeを知っている人がどれぐらい居ましたか?YouTuberという職業があり、サラリーマンより稼げる事をどれくらいの人が知っていましたか?
それくらい時代は変化しています。
めまぐるしい変化に対応する為には、昭和型会社人間からの脱却が必要です。
昭和型会社人間は会社8:家族2の割合で会社に依存し、20代は修行・30代40代は主力でバリバリ働く・50代以降は役職に就き定年後余生を楽しむ。
これでは会社で得る情報が全てで視野が狭くなり、時代に取り残されて不要な人材となる。また、家族の事を気にかけないので家庭環境が悪くなり、それを見た子どもが夢を持たなくなる。
これではダメで、自分の活躍するコミュニティをデザインする人間になる事がこれからを生きる力となります。
仮にコミュデザ人間と呼ぶならば、コミュデザ人間は家族を最重要視し、仕事・副業・地域など様々なコミュニティに所属して視野を広げて学んでいます。
ここで何度も「視野」と言うのは、視野が広いと変化に対応する力が強くなるから。例えば、ライオンなどのエサになる草食動物の目が広範囲見渡せるようになっています。なぜなら広範囲見える方が逃げやすいから、変化に対応しやすいから!
▶︎本当は怖い働き方改革の話
はっきり言って働き方改革では何も変わりません。
長時間労働の規制で本当に残業時間は減るでしょうか?古い体質の企業が多い日本では、出世する為に仕事量や成果が重要になってきます。このような企業で働く社員からすれば、仕事量を減らそうとしている働き方改革は迷惑すら思っています。
また、中小零細企業で働く人は心配せずとも休みは増えません。なぜなら、大企業が休みを増やせば生産性が下がります。その分を中小零細企業に押し付けて生産力を維持しようとするからです。
みなさんは政府が考える働き方改革の本音をご存知でしょうか?国民の為にあれこれ言ってますがあれば建前です。本音の一部を見てみましょう。
副業を勧めよう→終身雇用の終焉、自立
女性を活躍させよう→税収アップ、国際社会へアピール
一億総活躍→年金医療制度の維持、税収アップ
日本という国はこれから超超高齢化社会を迎えます。2017年に「人生100年時代構想会議」が首相官邸に設置されるほど人生100年生きる事が当たり前になります。
人生100年であれば、65歳定年なら余生は35年もあります。余生が伸びた分、年金医療制度が保てる保証はありません。だから「健康寿命を延ばし、70・80歳まで働けるように若いうちから長く働けるように戦略立ててください」って政府は思っているのです。
文字数が増えてきたので、vol.2に続きます。
閲覧ありがとうございました!
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