徳井義実さん脱税事件を機に所得税を学んでみる
こんばんは!
資産運用に励む現役車掌のリヲンです!
本日お茶の間を騒然とさせる事件が発生しました。
申告漏れとなっていますが3年間所得の申告をしなかった事は立派な脱税だと認識しています。
しかも約1億2千万円もの大金を申告漏れ。
節税の為に自ら会社を手掛けいてるのに納税しないのは悪意があると思われても仕方がないです。
ここで怒り狂うのではなく、所得税の仕組みを学んで自分に活かせるか考えた方がお得なので学んでいきます。
▶︎所得税の基本
所得税は1/1から12/31までに得た収入から必要経費を差し引いた所得にかかる税金です。
所得=収入(もうけ)-必要経費
この所得には10種類あります(知ってました?)
利子所得…預貯金・公社債の利子
配当所得…株式や投資信託の配当・分配金
不動産所得…不動産の貸付(家賃収入)
事業所得…農業、小売業など様々な事業
給与所得…会社から受けとる給料・賞与
退職所得…退職金
山林所得…山林を売却
譲渡所得…土地、株式、建物などの資産売却
一時所得…一時的なもの(懸賞金、満期保険金など)
雑所得…公的年金など上記以外のもの
※青字は青色申告ができる所得の種類
特典として、
①65万円or10万円の特別控除が受けられる
②従事者に支払う給与のうち適正な分を経費にできる
③純損失(赤字)を翌年以降3年間、所得から控除できる
なので、対象所得がある人は是非利用したい。
▶︎所得税の控除
節税を考えるには控除を知る必要があります。
控除が増えればその分支払う税金は減るのだから!
さて、そんな所得控除は14種類あります。
基礎控除…38万円
配偶者控除…最高38万円(配偶者の所得金額38万円以下)
配偶者特別控除…最高38万円(配偶者の所得金額38〜123万円以下)
扶養控除…一般38万円(16〜18歳・23〜69歳)、特定63万円(19〜22歳)、老人58または48万円(70歳以上)
障害者控除…27万円(納税者、配偶者、扶養者が障害者)
寡婦控除…原則27万円(納税者が寡婦・寡夫)
勤労学生控除…27万円(納税者が学生)
社会保険料控除…支出額
生命保険料控除…最高12万円
地震保険料控除…最高5万円
小規模企業共済等掛金控除…支出額(iDeCo・DCなど)
医療費控除…支出額-保険金-10万円
雑損控除…(省略)
寄付金控除…支出額-2千円
これらを知るだけでも納税額が減る可能性があります!
詳しくは各自で学んでください!
▶︎税額控除もある
控除された課税所得金額に対してもう一度控除があります。
それが税額控除。
よく聞く累進課税もここで出てきます。
累進課税の速読表は以下をご覧ください↓
No.2260 所得税の税率|所得税|国税庁
その他、退職所得に対する控除・譲渡所得に対する控除・住宅ローン控除・配当控除・三世代同居改修工事にかかる特例などがあります。
中でも住宅ローン控除を受ける際は確定申告を行う必要があるので、家を買った人は必ず確定申告を行なってください!(1年目のみです)
話に出た確定申告ですが、確定申告を行う必要がある人は以下の方!
- その年の給与等の金額か2000万円以上の人
- 給与所得・退職所得以外の所得が20万円を超える人
- 二ヶ所から給与を受けている人
- 住宅ローン控除を受ける人
- 雑損控除・医療費控除・寄付金控除を受ける人
- 配当控除(税額控除)を受ける人
▶︎まとめ
今日はザックりと表面上の話をしましたが、一番大切なことは脱税ニュースをキッカケに税金について学ぼうとする事です!
難しいですが、自分のお金に直結する事なので少しずつ勉強していきましょうね。
僕も頑張ります(笑)
ご覧頂きありがとうございました!
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