【初心者記事】アルトリアグループについて
こんばんは。
資産運用に励む現役車掌のリヲンです。
先日アルトリア(MO)についての記事を書きましたが、連日の続落ゆえ初心者としては辛い気持ちになってる人もいると思います。
今回はもう少し掘り下げてこれからの状況を初心者なりに優しく考えてみたいと思います。
少しずつ資産を増やしています。
— リヲン@初心者ブロガー (@k_rion_) 2019年8月13日
【MO】下落が止まらない【保有中】 - 現役車掌の資産運用挑戦ブログ https://t.co/d6071owUri
▶︎アルトリアを取り巻く環境
アルトリアグループはたばこ会社です。
売上の構成としては、大きく3つあります。
☆たばこ:約86%
☆電子/加熱式たばこ:約11%
☆ワイン:約3%
→9割以上がたばこの売上ですね。
そんな中、たばこ業界にとって逆風が吹いています。
- 健康志向の高まりでたばこを吸う人が減少
- "けいれん"などの健康被害とたばこの因果関係について米食品医薬品局(FDA)が調査を実施した事により既存のたばこや電子/加熱式たばこを敬遠する人が急増
- アルトリアが出資しているJUULの電子たばこが中高生の間で流行ってしまう→更に規制が進む(※JUUL本社があるサンフランシスコ市では2020年より電子たばこ発売禁止の条例が制定された)
これらの状況はすぐによくなる事はないですね。
現在のところアルトリアCEOハワード・ウィラード氏は販売数現状は値上げとコストカットによりカバーでき、電子たばこの売上は今後も伸びると考えているようですが。
▶︎現状を受けて株価続落
2017年を境に上下動はありつつも下落が続いています。
2017年に何があったか???
FDAが"たばこのニコチン含有量に関する規制"に対する方針を明らかにしました。
→規制が厳しくなる見方が強まり下落が始まります。
今後、健康被害との因果関係があるとの調査結果が出れば更に下がることも考えなくてはいけません。
50ドルを天井として40ドルから35ドルあたりが底になる可能性があります。(もちろんもっと下がる可能性もあります)
▶︎アルトリアに対する投資姿勢
たばこという商品の性質上、一度使用すると半永久的に消費される傾向にあります。
また「マールボロ」などブランド力のある商品を提供してる点や訴訟問題、FDAの調査なども参考にしなければなりません。
アルトリア株に関しては今後も下落傾向にあるので、保有株数を増やす事に注力するのが良いと思います。
ただ、たばこ銘柄は業界全体的に縮小傾向にあるので、「資産のほとんどがたばこ銘柄」なんて事にはならないように気をつけてくださいね(笑)
下落傾向にある時に保有株数増やす事で、株価上昇時は資産を拡大させる要因になります。
また、株価が安い時は利回りが上昇するので一株あたりの配当が多くもらえます。
株価上昇でキャピタルゲイン、株価下落でインカムゲインが期待できます。
これはあくまで個人的見解なので、投資する際は自己責任でお願いします。
それでは。